2020/01/25 17:47
キャンプオーパーツの「DragonPan」ドラゴンパンはキャンプ用に特化した無骨なフライパンが欲しいという事でデザインされました。
板厚も厚すぎない4.5mmの厚みで制作され、厚い方が重厚そうで良いけど重すぎないという板厚で製作。
しかも、薪の火で育てて真っ黒にして行く過程も楽しめる。育てるフライパンという側面も。
何故ドラゴン?取っ手がドラゴンに似てるというだけで名前が付けられました。取っ手に自分好みのパラコードや革などで装飾して行くのも楽しいですね。オーパーツではハンモック職人によるパラコード装飾タイプも販売中。
ドラゴンパンという名前の他にネーム案として紀州のドンパンという、ドン!と置くフライパンというニュースで見た事有るような洒落たネーミングも候補に上がった事も。
たかがフライパンですが、凄い溶接技術で制作されています。
この1mmほどの溶接は技術が無いと不可能です。
ドラゴンパンは鉄の無垢材で仕上げています。
何も処理されていない表面なので、鉄分も補給可能。
ただし、最大の弱点は放ったらかしでは錆びが出ます。
錆を防止するために、まず最初にシーズニング(焼入れ)を行なっていきます。
このシーズニングはやればやるほど、表面に酸化膜が出来、錆びにくくなって行きます。
高温の火に入れれば入れるほど真っ黒に。
シーズニングの方法です。
全体に油をしき、野菜くずなどを焼いていきます。
何度か繰り返すうちにフライパン表面が黒くなっていき、
表面を酸化膜が覆います。この黒錆がサビを防止するのです。
(#もし長期間使わずサビが出た場合は火を入れる直前にタワシなどで擦り、
サビを除けた状態で油を塗ってもう一度シーズニングしてください)
さて、家庭で使うならこのぐらいで良いのですが、キャンプの焚き火で使用する場合、
もっと無骨に見せたいですよね? そこで高温の焚き火に長時間当てて行き、
真っ黒に育てて行くというのも有りです。キャンプに行くたびに育っていくフライパン
ドラゴンパンは一生もののフライパンになるでしょう。
■シーズニングの方法などを動画で解説致します!